6月はジューンブライドという言葉があるように、
結婚に関する話題が飛び交いやすい時期です。
6月3日、お笑い芸人の山里亮太さんと、女優の蒼井優さんがご結婚なさいました。
おふたりの結婚に世間は驚き、感動し、祝福ムードに包まれました。
さて、おふたりの今後はどのようなものになるでしょう。

山里さんのホロスコープをみると、
金星はおひつじ座にあり、恋愛において追いかける側になりやすい傾向がみられます。
金星は向かい側のてんびん座にある冥王星と
オポジション(180度)の角度を作っています。
これは、愛情表現が不器用な人に多くみられやすいのですが、
この配置をみると、少し屈折した愛情表現をしやすいように考えられます。
また、金星はさそり座にある天王星と150度の角度を作っています。
金星と天王星のコンビがホロスコープにある人は、
衝動的な恋愛や遠距離恋愛など、エネルギーを爆発させるような
恋愛になりやすい傾向があります。
少し角度の取り方を甘くすると、金星には海王星や火星とも
コンビを組むことになります。
出生時の金星に他の惑星との連携が多くみられる人は
人気者になりやすく、注目を集めやすい傾向があります。
続いて、蒼井優さんのホロスコープをみてみましょう。

愛情を意味する金星があるのは「かに座」です。
かに座に金星がある人は好きになった相手に献身的に尽くす傾向があります。
しし座にある火星と30度の角度を作っています。
このことから、好き嫌いがはっきりしているといえます。
太陽と土星が90度の角度を作っていることから、
自分に対して厳しい傾向があるようです。
入籍した日のホロスコープを作り、
おふたりの結婚を占ってみましょう。
入籍した時刻が不明なので、時間を正午にセットして
ホロスコープを作成しました。

家庭にまつわる事柄を担当する第4室には
豊かさを意味する木星が入っています。
おふたりの結婚は実り豊かな、あたたかなものとなるといえます。
しかし、このホロスコープでは気になる点が2つあります。
1つめは、野心や社会的責任を意味する第10室に水星と火星が入っています。
社会的活動=お仕事、が忙しくなっていく可能性を示しています。
2つめは海外旅行など長距離の移動や、興味の対象を意味する第9室に
金星、月、太陽が入っていることです。
月は家族や家庭を意味します。
太陽と月のコンジャクション(0度)はオンとオフの区別がつきづらい状態を示します。
以上2つの点から、家庭のことよりも外の世界の方に
興味や関心がむかう可能性があるのではないか、と考えられます。
それでは、入籍時のホロスコープに
おふたりの出生時のホロスコープを重ねてみましょう。

入籍時の金星に蒼井さんの土星がオポジション(180度)を作っています。
これは、愛情に対する責任が生じやすいこと、
重い愛情関係になりやすいといえます。
入籍時の金星には、山里さんの火星が角度を作っており、
山里さんの熱心さや積極性が
蒼井さんの気持ちを重くさせてしまう可能性があると考えられます。
蒼井さんの出生時の太陽と月が、入籍時のホロスコープと重ねることで
隠されたものを意味する第12室にあることから、
今後、蒼井さんが仕事から一線を引いて家庭のことに専念するのか
あるいは蒼井さんの居場所が山里さんとの関係から離れたところに落ち着いてしまうのか……という展開が予想されます。
家庭や妻を意味する惑星は「月」ですが
山里さんの出生時の月は、入籍時のホロスコープと重ねると第6室にあります。
第6室は仕事を意味する場所です。
ここに月があることから、
山里さんの配偶者が仕事に重きを置いた生活になりやすいといえます。
おふたりがあたたかい家庭を作り、末永く幸せであることを願います。