『毎月の星の話』では、ホロスコープをもとに1ヶ月の星の動きを読み解き、解説します。
よく見かける12星座別の占いとは異なり、どの星座の人にも影響するであろう話をしています。
<1>1月の運気は?
期待が膨らむ時。特に人との交流や他人の共感を得ることについて期待が膨らむでしょう。
14日の満月までは向上心が高まりやすく、それ以降は焦りやプレッシャーによって迷いやすいと考えられます。
とはいえ、焦りやプレッシャーを感じやすいのは22日まで。
それ以降はロマンティックなムードに惹かれやすく、夢見やすい時です。
30日以降は妙な自信が生まれて思い切った言動に走る可能性も。
この『妙な自信』というのは、思い込みや都合の良い解釈によるものの場合もあります。
直接・間接、面識の有無を問わず「あの人もこう言っているから」といった、『誰かによる背中を押す一言』が自信を確かなものにする決め手となるのではないでしょうか。
<2>1月の運気を左右するもの
1月の運気を左右する要素としては次の3つを挙げることができます。
- ドラゴンヘッドの動き
- 火星と冥王星、そして太陽
- 金星の動き
1:ドラゴンヘッドの動き
ドラゴンヘッドは感受点と呼ばれる、惑星とは異なり、目に見えないポイントです。
詳しくは、<補足>をご覧ください。
(1)12日に魚座へ移動
これまで牡羊座を移動していたドラゴンヘッドが魚座へ移動。
2026年7月下旬までの期間をかけて、魚座を旅します。
ドラゴンヘッドの移動により、『特定の誰かに尽くす』『サポート役を担う』というテーマと向き合うことに。
(2)海王星とのコンビ結成
牡羊座に滞在しながらも魚座の方向へと進んでいたドラゴンヘッドと、魚座の終盤、牡羊座との境界近くにいた海王星。
振り返れば、11月5日頃からお互いを意識し合う距離にまで近づいていたものの、ゆっくりと距離を縮め、12日にドラゴンヘッドが魚座に移動することで、さらに接近する上、お互いに同じ魚座に滞在することになります。
同じ星座に滞在するということは、ドラゴンヘッドと海王星それぞれの持ち味を、滞在する星座の得意とするやり方で表現することになるので、コンビの方向性としては足並みが揃うことになります。
海王星は淡い夢や希望をもたらしますが、行き過ぎれば幻を見せたり、物事をうやむやにしたりします。
しかも、海王星の実家は魚座なので、のびのび、やりたい放題の状態です。
ここに牡羊座から魚座に飛び込んできたドラゴンヘッドがコンビとしてタッグを組むのですから、『特定の誰かに尽くす』『サポート役を担う』にあたり、何かを期待してしまうと考えられます。
一体、何を期待するというのか。
それを紐解く鍵は『金星』にあると考えられます。
詳しくは『3:金星の動き』の項目でお伝えします。
2:火星と冥王星、そして太陽
(1)向かい合う火星と冥王星
22日までは逆行中の火星と冥王星が向かい合う状態が続きます。
火星と冥王星が何かしらの角度を作っていると、一発逆転を狙った行動に走りやすいものの、火星が逆行中でパワーダウン中なので、一発逆転を狙うも行動には移さず、心の中でモヤモヤを募らせるにとどまるかもしれません。
(2)冥王星と太陽のコンビ結成
14日から冥王星は太陽とペアを組んで火星と向かい合うので、今、手掛けていることから手を引きたくなるかもしれません。
太陽と冥王星が何かしらの角度を作る時は、それまでのやり方や方向性を大きく変える傾向が出ます。
今回は太陽と冥王星がぴったり寄り添う状態になるので、自分自身が納得した上で方向転換をすることになるだろうと考えられます。
冥王星は2009年から15年ほど滞在した山羊座を出発して、本格的に水瓶座の旅を始めたばかり。
「ここまで頑張ったから、もういいや」と、急に長年取り組んできたことを投げ出す人がいたとしても不思議ではありません。
27日から、木星が太陽を後押しするような角度を作ります。
これにより、思い切った決断をしやすくなるでしょう。
30日には太陽と冥王星のコンビに水星が合流して、トリオを組みます。
自分自身、納得して方向転換をするとしても、溜まりに溜まった感情がある場合には、感情を爆発させずにはいられないかもしれません。
3:金星の動き
(1)土星とのコンビ結成
金星は『愛情』をテーマとする惑星です。
この金星が魚座にあることにより、特定の誰かに向けた愛情表現がなされやすくなります。
11日、この金星が土星に接近、コンビを結成します。
金星と土星が何かしらの角度を作って影響し合う時、「愛情にまつわる責任」や「愛着」「落ち着きのある愛」といったテーマに直面しやすくなります。
しかも、魚座でのコンビ結成のため、『特定の誰か』との関係性にこだわる可能性が考えられます。
とはいえ、動きが比較的早い金星に対し、ゆっくりめの動きをする土星のコンビなので、19日には金星が土星を追い越します。
その後、金星は土星を引き離すように前進し、お互いの距離はどんどん離れていきます。
29日にはお互いに干渉し合わない状態になります。
(2)海王星、ドラゴンヘッドのコンビに接近、合流
土星との距離を広げていく金星。
その金星が次に距離を縮める相手は海王星とドラゴンヘッドのコンビ。
25日に金星は海王星とドラゴンヘッドに合流、土星も金星の背後から海王星とドラゴンヘッドの姿を意識する状態になります。
このグループ結成により、夢と現実の間を行ったり来たりすることになりそうです。
ところが、29日には土星が動きの早い金星についていけず、グループから離脱します。
これにより、土星による『現実的な側面を見せる』という作用が薄れ、海王星による『夢を見る』という側面がクローズアップされるでしょう。
魚座には『自己犠牲』というテーマも含まれているので、「尽くすことこそ愛だ」と、相手に与えることに熱心になる人も。
また、見返りを求めず、相手のために犠牲になる自分に酔いしれる人もいるかもしれません。
これもまたひと時の夢で終わる場合もあり、ボロボロになった自分と直面して現実に引き戻される可能性も。
相手に尽くすにしても、自分の中の感情的な面と理性的な面のバランスをとりながら、どこまで相手に尽くすか考えることが課題になるのではないでしょうか。
<補足>ドラゴンヘッドとは何か
ドラゴンヘッドは太陽の通り道である黄道と、月の通り道である白道の交点2つのうち、月が昇っていく側を指します。
ドラゴンヘッドの向かいにはもう1つの交点、ドラゴンテイルがあります。
ドラゴンヘッドとドラゴンテイルは、他の惑星が牡羊座、牡牛座、双子座…… と進んでいくところを、牡羊座、魚座、水瓶座……と、反対回りに進んでいきます。
ひとつの星座を約1年半かけて進み、およそ18年半ほどの時間をかけて、12星座を一周します。
個人のホロスコープを読み解く際には、ドラゴンヘッドが今世のテーマを、ドラゴンテイルを前世の行い(意識せずとも得意とすること、クセ)を示すと言われています。
今回のように、個人のホロスコープリーディングではなく、世の中全般的なホロスコープリーディングの際にはドラゴンヘッドを『人を通してもたらされる課題』、ドラゴンテイルを『これまでの積み重ねによる課題』として読み解いています。