『毎月の星の話』では、ホロスコープをもとに1ヶ月の星の動きを読み解き、解説します。
よく見かける12星座別の占いとは異なり、どの星座の人にも影響するであろう話をしています。
<1>2月の運気は?
2月は1ヶ月を通して根気強く物事に取り組む姿勢が問われるでしょう。
ターニングポイントは太陽が魚座に移動する18日。
12日の満月や28日の新月も節目ではありますが、わかりやすく「風向きが変わったな」と感じるのは18日のこととなりそうです。
18日より前の期間は、やるべきことが多く、慌ただしく、落ち着かない雰囲気となりそうです。
次から次へと予定が入る、スケジュールの再調整が必要になるなど、柔軟性が問われる場面も増えるでしょう。
思いがけないニュースが飛び込んできて印象や考え方に変化が生じる可能性も。
また、感情が大きく揺れるような出来事が起こりやすいのも18日よりも前の期間の特徴です。
揺れ動く自分の感情を、どこか俯瞰の目で観察してみると、自分が何を望んでいるのか掴みやすくなるでしょう。
18日の太陽魚座入りを境に、来月以降に持ち越しとなる課題が増えるかもしれません。
すぐに結果が出ないからといって諦めず、腰を据えて向き合うことが望ましい姿勢です。
特に、18日以降は人間関係については付き合い方や接触の頻度の見直しに適しているでしょう。
『付き合う頻度を減らすからといって、その相手と縁を切るというわけではない』
このことを念頭に置いておくことが重要です。
人間関係の『一部』を新たなものとする行動に追い風が吹く、という受け止め方をしていると、運気の流れをうまく味方につけることができるでしょう。
この時期、普段は関わらないようなタイプの人とも関わってみると得られるものが大きいかもしれません。
<2>2月の運気を左右するもの
2月の運気を左右する要素としては次の3つを挙げることができます。
- 順行に戻る惑星たち(木星、火星)
- 水星と太陽の魚座入り
- 土星と他の惑星との関わり(特に18日以降)
順行に戻る惑星たち(木星、火星)
ややしばらく逆行を続けていた木星と火星が順行に切り替わります。
木星は4日、火星は24日に順行に戻ります。
逆行期間中は、該当の惑星の力が発揮されづらいとされています。
ということは、順行に戻ることで木星と火星の力が発揮されやすくなる、といえます。
木星のテーマは『拡大』。火星のテーマは『チャレンジ』です。
この2惑星が順行に戻ることで、意欲的に物事に取り組めるようになるのではと考えられます。
また、逆行中は、かつて惑星が通った場所を後戻りモードで通過していました。
順行にギアチェンジして本来の進行方向に向かって、再び同じ場所を通過することになります。
「なんだか似たようなことを前にも経験したぞ」
そんな言葉が思わず飛び出しそうになるかもしれません。
人によっては、以前にうまくできなかったことを、やり直しすることになるかもしれません。
しかし、実力をつける、違うアプローチを選択するといった、以前とは違う取り組み方を試みて、手応えを掴むことになるだろうと考えられます。
水星と太陽の魚座入り
水星は14日、太陽は18日に魚座に移動します。
水星はコミュニケーションや知識について、太陽は物事の方向性について担当しています。
魚座に移動することによって、それぞれが担当する分野について「魚座的な方法で行う」こととなります。
魚座の得意分野として『共感する』ということが挙げられます。
魚座は自らと他者の垣根を超えてつながろうとするのをモットーとします。
ということは、コミュニケーションにおいても、物事の方向性においても、他者を自らと同じように扱うことが基本となります。
ところが、他の人と自分は全く異なる生き物です。
たとえ血を分けたきょうだい、親子であっても、異なる体と心を持った人です。
発想の仕方や考え方、価値観が似通っている、あるいは同じということはあっても、すべてが全く同じということは少ないのではないでしょうか。
その点を忘れて「私が良いと思うことは、相手にとっても良いことのはずだ」と、相手の意思確認を取らずに一方的に尽くしてしまうと、お互いに苦しくなる可能性があります。
また、誰かをサポートする役割を引き受ける場合に、自らが犠牲にならないとサポートが成立しないのならば、遅かれ早かれ問題が生じてしまいそうです。
<1>で、『18日の太陽魚座入りを境に、中長期的に向き合う課題が目の前に現れるだろう』と、お伝えしましたが、『太陽が魚座に移動する』という点と、次の項目でお伝えします『土星と他の惑星との関わり』という点を考慮すると、中長期的に向き合う課題というのは『他者との関係性の中で生まれる課題』であり、たとえ個人的な課題のように感じられたとしても、紐解いていけば他者との関係性が課題の基点にあるのではないかと考えられます。
土星と他の惑星との関わり
土星は比較的動きがゆっくりな惑星で、木星が約1年で1つの星座を通過するのに対し、約2年半ほどかけて1つの星座を通過します。
今、土星は魚座を進行中で、これから魚座入りしようとしている水星や太陽を少し先の地点をゆっくりと進みながら待ち受けている状態です。
土星は『忍耐の星』などと呼ばれていますが、たとえて言うならば、『ハードな筋トレを課す星』と解釈する方がしっくりくるのではないかと考えられます。
その土星が滞在しているのが魚座なので、『ハードな筋トレを魚座的な方法でこなしていく』ということになります。
他者と寄り添い合うこと、共感すること、サポートすることについて、課題となることを示していると解釈できます。
2月4日に土星は火星とホロスコープ上、調和的な関係性となり、この状態は4月24日まで継続します。
当初、火星は逆行中でおとなしめですが、2月24日に順行に転じてからはいつもの調子が戻ってきます。
火星はかに座に滞在していて、土星が滞在する魚座とは水の星座同士です。
かに座の火星が着火剤となって、魚座の土星の「ハードな筋トレにも耐えてみせよう」という姿勢になるでしょう。
この時、着火剤となる出来事は、感情が大きく揺さぶられるような出来事、特に、『傷つく』という感情が伴う出来事がきっかけとなるのではないかと考えられます。
今月中に傷つくような出来事が起こって、というよりは、どちらかというと過去に傷ついた経験が頑張りの原動力になるだろうと思われます。
22日には、土星を中心にトリオが結成されます。
後方から追いかけてきた水星と、前方(進行方向)から土星に近づいてきていたドラゴンヘッド、この3者が魚座でトリオを組みます。
トリオといっても、結成当初は『水星と土星』『土星とドラゴンヘッド』と、土星が水星とドラゴンヘッドそれぞれと個別に関わりあうような状況です。
その状況から正式なトリオとなるのが26日のこと。
3月3日までの1週間もない短い期間ではありますが、牡牛座に滞在している天王星の破壊力の影響を受けながら、それぞれの惑星の力を発揮していきます。
水星と土星がコンビを組むと、地道に目の前の課題と向き合うことが求められやすく、そこにドラゴンヘッドが加わりますので、人間関係が絡む事柄について地道に向き合うこととなる、と解釈できます。
トリオが滞在しているのは魚座なので、地道に向き合う人間関係というのは、単なる人間関係ではなくて、サポートや尽力が求められそうな、あるいはそうしたものが必要そうに感じられる相手との関係のことなのだろうと思われます。
トリオは天王星の影響力を受けることになりますので、地道に向き合うにあたって今までの対処の仕方やルールが通用しない可能性が考えられます。
いち早く正解を見つけて、課題をクリアしたいと願うかもしれませんが、試行錯誤を繰り返しながら思案を重ねることがこの先の未来を生き抜く上で大いに役立つこととなります。
そういった観点からも、少し長い目で見て成果を出す方が適していると言えますし、普段は関わることがないような年配者(土星的要素)や若者(水星的要素)との会話を通じて、向き合い方のヒントが得られるかもしれません。